= 女優 モンロー 「肖像権消滅」 =
米地裁、使用料は不要
米ロサンゼルス連邦地裁は
三月三十一日までに、1962年
に亡くなった女優マリリン・モンロー
の肖像権をめぐる訴訟で、肖像権
は消滅しており、モンローの遺産
管理団体に使用料を支払う必要
はないとの判決を言い渡した。
米国では肖像権の規定が州ごとに異なり、
ニューヨーク州民の肖像権は死亡時に消滅する。
地裁はモンローが同州民だったと判断。被告の
遺産管理団体は「“モンローブランド”に対する
不法な搾取だ」と控訴の意向を表明。
故人の肖像権をめぐり 議論を呼びそうだ。
ウォールストリート・ジャーナル紙によると、
原告はモンローを撮影した写真家の遺族らで、
モンローが死亡時、ニューヨーク市民だったとし、
写真使用料を支払う必要はないと主張。
対する遺産管理団体は、
モンローの自宅が
カリフォルニア州にあったとし、
肖像権は私語も認められると
反論していた。
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